新人看護師 退職の時期が年収に影響してくる

新人看護師の退職で時期と年収は関連があるのでしょうか？
関連が全くないとは言えませんが、1回の転職で
そこまで大きく変わるということではありません。

例えば、新人看護師が1年未満の経験で退職した場合に、
次の職場でも1年目をもう1回行うことになります。
その時点で、1年のハンデが出てくるのです。
つまり、同期の看護師が2年目の時に自分は1年目という感じですね。

しかし、これくらいの違いであれば、
どこかで逆転する可能性もありますし、それ程気にすることはありません。
早期での退職を複数回繰り返すと、1人前になるまでの期間が
長くなってしまい、大きく出遅れてしまうことがあるのです。

そして、出遅れてしまうことで当然年収アップも少なくなってしまい、
数年後の年収が同期と大きく変わってくることがあります。
1回の失敗は構いませんが、なるべく早くに軌道修正し、
まず1人前に早くなることを考えましょう。
1人前になれば、ある程度転職を繰り返しても大丈夫になってきます。

新人看護師が退職の時期で気にした方が良いのは、入職半年のラインです。
新人看護師で1年以内に退職するのであれば、半年以内で
退職してしまう方が、結果的に年収アップに繋がります。

というのも、新人看護師は半年位で夜勤に入るようになることが多いです。
よって、例えば入職8ヶ月目で退職してしまうと、夜勤をせっかく覚えたのに、
また次の病院で一からとなってしまいます。

それが、入職半年以内で夜勤を行っていない状態であれば、
仕切り直しも比較的簡単ですし、次の病院に慣れやすくなります。
そして、夜勤に入るタイミングも早くなって、年収がアップしていくスピードも上がります。

新人看護師が退職する時期は仕事に区切りがついてからがベストです。
仕事に区切りがついてからになると、自分自身のスキルとして
身についているということになりますので、次の職場でも使えるからです。
病院によっては、第二新卒として採用する看護師に、
細かく出来る内容を確認しているケースがあります。

そういった病院であれば、尚更区切りがついていることが
多ければ、次のステップに早く進むことができます。

これは看護師の業務に限ったことではありませんが、
新人の時は仕事を1つ1つ覚えることで精一杯です。
1つ1つの仕事の意味を理解できていることは少ないのです。
となると、環境が変わるとその覚えたスキルは使えなくなってしまいます。
応用が利かないためです。

このように、新人看護師が退職する時期は、仕事の区切りを意識し、
できることは完璧にして退職すると、次の職場で使えるスキルが増えるわけですが、
病院によっては、1年目での転職は全部一からやり直し、
というスタンスをとっていることがあります。

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