28歳・29歳・30歳・31歳の看護師年収も含めた働き方の転換期

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28歳・29歳・30歳・31歳の看護師は年収面もそうですが、働き方も転換期になります。
病院だけでなく、クリニックや施設、企業など、自分自身のキャリアを追い求めていく、
そういった時期になります。

28歳・29歳・30歳・31歳の看護師年収は変動給より固定給に移行

28歳・29歳・30歳・31歳の看護師は年収が変動給から固定給に移行する時期になってきます。
つまり、時間外手当や夜勤手当などのウエートが少なくなってくる時期、ということです。
これにはいろいろな理由がありますが、まず大きいのがプライベートの変化です。

例えば結婚、もしくは結婚を意識する時期になってきます。
そうなると、働き方も夜勤や時間外勤務が少なく、お休みが多い職場を選択しがちです。
場合によっては、夜勤がない職場ということで、
クリニックや企業等での仕事にシフトする看護師もいます。

そして、結婚などを考えるようになると、地元に帰る傾向があります。
その結果、今までは寮や借り上げマンションで暮らしていたのが、
実家になることも少なくありません。
すると、住宅手当の金額なども少なくなります。

こうなると、年収が少なくなってしまうのではないかと考えがちですが、
看護師としては年収ダウンはあまり考えていない年代です。
というのも、経験値が最も望ましい即戦力になるからです。
病院などの勤務先が心配なのは、勤務条件付き、例えば夜勤なしや
土日祝の休み希望などであり、経験で言うと最も欲しい人材なのです。

その結果として、固定給の上昇が最も多く、
転職する際に基本給などの交渉も最もしやすい年代ですね。

28歳・29歳・30歳・31歳の看護師年収は上昇傾向

28歳・29歳・30歳・31歳の看護師の年収は上昇傾向にあります。
この時の上昇というのは、基本給やそれに付随する手当金額の増加が挙げられます。
例えば、公的な病院などは、基本給の何％を
調整手当とするといった感じになっているケースがあります。
こういった給与体系であると、基本給のアップと比例して
手当もアップしますので、この年代の昇給が多くなってきます。

そして、経験10年目に差し掛かる時であり、
役職などもついてくる看護師が増えてきます。例えば主任などですね。
そうなってくると、役職の手当なども増えますので、年収で言うと
月に4回程度夜勤に入る形で500万程度になってきます。
年収の高い病院であれば、550万から600万も狙うことができます。

そして、認定看護師などの要件にも該当する可能性が出てくるのも、この年代からです。
つまり、年収アップを狙うことができるチャンスが非常に多くなっているのです。
ベースとしては平均月収としては夜勤や時間外手当を入れて333,000円程度ですが、
幅が広くなっており、もらっている看護師は月給400,000円程度の看護師も増えています。

28歳・29歳・30歳・31歳看護師年収アップするために必要なこと

28歳・29歳・30歳・31歳の看護師の年収アップのために必要なことは、
自分の強み、いわゆる専門分野を確立させることです。
体力で言うともっと若い看護師に分がありますし、単純な経験年数であれば、
もっと経験年数を積んだ看護師がいます。
よって、専門分野を構築し、その分野で活躍することが、年収アップの近道となります。

そして、年収アップも大切ですが、将来設計も同時に考えていくことが大切です。
無理がある計画や、もしくは無計画に年収を追い求めていると、
最終的に無理が生じてしまい、退職することにもなりかねません。
長期的に安定することも考えていくことが、生涯賃金をアップすることに繋がります。

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転職するだけであれば、看護師の場合は求人に困りません。
しかし、長い目で見た場合のキャリアは、相談できる人がいた方が、
客観的な判断ができ、失敗することが少なくなりますよ。