東京 看護師の年収はダントツで高いのか？

東京都は首都ということで、一般企業で就職するケースで考えると、年収は高い
という認識になります。看護師の年収に関しても高めであることには間違いないのですが、
東京で働くことが年収アップの近道とまでは言えません。

その大きな理由が、看護師が不足しているエリアでの収入が最も高いためです。
そして、看護師が最も不足しているエリアでいうと、いわゆる僻地になります。
緑豊かな海に囲まれたリゾート地のようなところもありますが、とはいえ永住する看護師は
少ないです。看護師に限らずドクターなどにも言えますが。

また、病院で夜勤をすることが、看護師にとって最も高水準の給与を得るための条件ですので、
シフト制で目が回るくらいの忙しさの中に高水準の給与があります。
ただ、東京の特徴として他の地域では行っていない医療を提供している病院やクリニックで
勤務をすると、看護師の年収もアップする可能性が高いですね。
やっぱり、看護師の年収も病院の収益が反映されているものですから。

東京の看護師の平均年収は病院で夜勤を月に4回程度行って、約500万円です。
夜勤無しになると、400万前後くらいになると思います。
これは大阪や名古屋などと比べると、若干高いくらいですね。
もちろん、年齢や残業時間なども給与に反映されるため、一概には言えませんが。

看護師の年収はスイーツのように甘いものではありません。
案外シビアになっていて、仕事で夜勤や残業などが多くなれば年収もアップしますが、
経験加算は少なく、役職手当も師長や看護部長にならないとほとんどありません。

東京の年収は高いというのは、看護師にとってはまやかしに過ぎません。

看護のスキルアップのための資格を取得するなどが年収アップに繋がります。
看護師の資格自体が手に職ではありますが、今は専門性の時代とも言われています。
看護師がより高い年収を求めるためには、専門的スキルを磨くことが一番の近道です。

また、准看護師の方は看護師の資格を取得するか、もしくは特定分野での専門スキルを
身につけた方がいいですね。准看護師の資格のまま、高い年収を求めるのであれば、
美容関係や眼科関係などの専門スキルがいいでしょう。

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