看護師の転職 年齢制限で年収がアップしないって本当？

看護師の転職は年齢制限で年収アップしないという話が
ありますが、これは若干ニュアンスが違う部分があります。
というのも、本当は年齢というよりも経験何年目までの
経験加算しかしない、ということが多いです。

看護師の場合は、経験何年目の看護師なのか、ということが重要になってきます。
その経験年数による経験加算を行って、年収を算出するのですが、
例えば経験20年までしか加算しません、というところがあるのです。

この場合に経験30年の看護師が転職すると、
今までの勤務先は経験加算を30年計算してくれていたのに、
転職先では20年しか加算してくれていないために年収が下がった、
ということになります。

看護師の転職で年齢制限は年収アップ云々以前に、
採用してもらえないことが多いです。
看護師の場合、基本的には資格での仕事ですので、あまり年齢は関係ありません。
実際に、年齢制限を設けていない勤務先も多いです。

ということは、年齢制限を設けている職場は
どういったところなのかというと、その年齢以上の看護師を採用した場合に、
早期退職が多い、戦力にならない、ということが実証されているところです。

ここでいう実証というのは、実際に採用してみて、というケースがほとんどですね。
よって、年齢制限に引っかかっている場合には、なかなか採用されないことが多いです。

しかし、例外があります。それは、その科目の勤務経験がある場合です。
経験があると動き方が分かるため、戦力となるという判断をしてもらえることがあります。
例えば、美容クリニックなどはまさにそういった感じです。

看護師の転職は年齢制限で年収が下がってしまうことについて説明しました。
では、年齢制限が年収に関係ないケースを紹介したいと思います。

1つ目は役職です。役職に関しても年齢制限を設けているケースがありますが、
年齢制限を超えていても高年収で採用してもらえることがあります。
役職の場合は、適任かどうかという点が大きいので、
適任と思える経歴、人物であれば問題ありません。

もう1つは、一応設けただけという年齢制限です。
特に年齢制限をかける必要はないが、かけないと不特定多数の
看護師からの応募がありすぎる、ということでかけただけ、という求人があります。
この場合には、経験や人物的な評価によって、高年収で採用される可能性が十分にあります。
クリニックなどに多くあるパターンです。

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年齢制限の意味を理解すると、応募しない方がよい求人かどうかがはっきりと分かります。
無駄なことをして嫌な思いをしなくてすむというのは、結構大きなことですよね。