独立行政法人の看護師年収と仕事内容の兼ね合いはどうなのか？

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独立行政法人の看護師は年収と仕事内容の兼ね合いがどうなのか気になりますよね。
年収は高そうなイメージがありますが、仕事内容と比較すると、
高いと思えるかどうかという部分が特に気になると思います。

独立行政法人の看護師年収と仕事内容

独立行政法人の看護師は年収と仕事内容がどうなのか
気になっている看護師が多いのではないかと思います。
独立行政法人は国立病院機構とも言われるように、元々は国立病院のことでした。
それが独立行政法人となり、徐々に国の運営から
切り離していこうという流れになっているのです。

仕事内容としては、病院には変わりませんので、
看護業務を行う、という点は一緒ですが、最も異なる部分は
難病指定の疾患の受け入れを積極的に行っていることです。

イメージ的な言い方をすると、民間病院が受け入れることが
出来ない病気を、国が受け入れる、そういったものです。
例えば結核などが良い例ですね。独立行政法人の病院の多くに、
結核病棟が存在しています。

また、神経系の疾患の受け入れも多いです。
いずれも完治が難しい難病指定を受けているような病気が多いため、
看護師の仕事内容として、特殊な看護業務になってくるという特徴があります。
この点に不満を持ち、新卒から３年程度で転職する看護師も少なくありません。

独立行政法人の仕事内容と年収が一致していないというわけではありませんが、
納得出来ていない看護師は多いということですね。
独立行政法人は年収が多いようなイメージがあると思いますが、
実際にはどうなんでしょうね？

独立行政法人の看護師年収が高いと感じてる看護師が少ない？

独立行政法人の看護師は年収が高いと感じていることが少ないです。
これには大きな理由があります。
年収が高くなるのを感じる前に退職してしまっているのです。

独立行政法人は10年以上勤続すると経験加算を含めると
民間の病院よりも年収が高いと感じることが多いです。
しかし、この経験年数まで在籍している看護師が少ないのです。

理由は大きなところでは1点あります。
それは自分がやりたい診療科目を選択できないということです。
独立行政法人では多くの診療科目がありますので、専門的に勉強する環境はあります。
しかし、定期的に部署異動があります。

これは病院主導で行っていますので、
自分がやりたくない科目であってもしなくてはいけません。

この配属移動が大体3年に1回ほどです。よって、
3年で退職する看護師が多くなっています。
人気がない科目、自分がやりたいことと違う科目に配属された時には、
それを機会に辞めてしまいます。

こうなると、経験10年以上という
高年収になってくる時期になる前に辞めていることになります。
更に経験3年程度の場合は、民間病院の方が年収が高い傾向がありますので、
年収が安いという不満も、転職理由の1つに加わってきてしまいます。

独立行政法人の看護師年収よりも仕事内容でNG？

独立行政法人の看護師は年収よりも、難病指定などの疾患に対し、
仕事内容でNGを出しているケースも少なくありません。
一旦受け入れたとしても、1年経つと転職したくなっていることも珍しくないですね。

どういった職場であっても、1つ大きな不満があると、
多くのことに不満を持つようになります。
仕事内容に不満を持つようになると、
今度は年収などに関しても不満を持つようになってしまうのです。

独立行政法人は研修体制などもしっかりとしており、
安心して仕事を覚えていくことができる場所です。
新卒にも人気が高いです。
しかし、希望を聞いてくれることが少ないという最大のデメリットが、
退職へと気持ちを向けてしまっているのです。

独立行政法人への転職を考える場合は、
当ランキングサイトはお役に立てないことも多いかもしれませんが、
独立行政法人から民間の病院へ転職する場合は、
民間病院の特徴を詳しく聞くことができます。

民間病院は給与や労働環境、仕事内容など、
独立行政法人と比較して、一貫性がないように見えるかもしれません。
しかし、逆にそういった職場の方が働きやすいという看護師もいます。
どういったことに重点を置くかを決めていくと、
間違いのない転職活動を行うことができます。