住宅手当が高い 病院での勤務のメリットの1つです

住宅手当が高いと病院が言われていますが、
実際に介護施設などと比べると高いと思います。
しかし、一般企業と比べてそれ程高いという印象は受けません。
ではなぜ高いと思われているのでしょうか？

その理由の1つに、該当者が多いということがあります。
一般企業では、該当者がかなり絞り込まれます。
一人暮らしをしている場合や、結婚して家庭がある場合のみなど、
いろいろな規定を設けて、必要な従業員に支給しています。

しかし、病院の場合はあまり細かく支給対象者を分けていません。
場合によっては賃貸か持ち家かによって支給額が異なる病院もありますが、
全員に支給していることが多いです。
この理由について、次で説明したいと思います。

住宅手当が高いと病院で言われている理由が支給対象が多く、
もらっているイメージがあるからだと述べました。
実はこのこと自体が、病院の月給の見せ方に繋がっているのです。

病院では、少しでも看護師に月給が高い病院だと思ってもらいたいと思っています。
そして、面接を受けて欲しいのです。
しかし、基本給などはそれ程多く出すわけにもいきませんし、
賞与や退職金に影響するものですので、病院のリスクにもなります。
よって、基本給とは関係のない手当をいろいろとつけることで、月給を高く見せています。

実際に住宅手当分だけ月給も高くなりますので、特に問題はありません。
ただ、見方を変えると、本来もっと基本給などのベース給で
もらわないといけないものが、手当となって支給されていることになります。
そう考えると、それ程住宅手当が魅力的なものではなくなってしまいます。

住宅手当が高いと病院が言われている、
という話をしてきましたが、実際の金額を最後に伝えたいと思います。
大体住宅手当の金額は1万～3万の間が多いです。
その中でも1万円代が多いですね。
賃貸の家賃をフォローするというよりは、若干月給が上がる、
そんなイメージの手当額です。

また、寮や借り上げマンションなどを利用すると、
住宅手当の支給がないということもあります。
この時に考えないといけないのが、例えば借り上げマンションに
3万で住めているといっても、そこに住宅手当のマイナス分を加えると、
結局4万円以上の家賃を払っているのと同じです。
そういったことにも気をつけると、より条件の良い病院で勤務することができます。

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そして、実際にその住宅手当がお得なのかどうかも、転職コンサルタントが教えてくれます。
見せかけのお得感よりも実際にお得な病院を選択するようにしましょう。

結局はトータルで見てどの病院が年収が高くなるのか、
という視点で見ると良いかもしれません。